ホツレ日記

映画 古長屋 銭湯暮らし

転職してから

以前似非フリーランスになったことを書いたが、

あれから1年後には就職し、それからすでに3年程経った。

 

設計という仕事には10年程携わっているが、

今でも自分に向いているのだろうかと悩む時がある。

 

転職先である現職場は、以前の職場より多忙だ。

設計する建物は大きくなったが、その分仕事量は増している。

設計という仕事には、ゆっくり考えている時間というのはあまりない。

全くないわけではないが、悠長なことはできない。

 

その辺は、のんびりやの自分には合わないところではないかと考える。

スケジュールは基本的にいつも厳しい。

 

ではなぜ続けているのだろうか。

今の仕事に、自分が好きだと思う部分が少しでもあるからではないか。

自分の設計やデザインが反映できる部分は限られてくるし、

思った通りにならないことは多い。

それは法律であったり、予算によって限られてくる。

正直なところ、精神的な面でも厳しいところが多いこの業界で、

よく続けていると自分でも思う。

 

 

 

 

少し時間ができた今、自分のこと、これまでのこと、これからのことについて、

考える時間をもらえたと思って過ごしていきたい。

 

悩むことは必要であるし、余裕のある証拠でもある。

コペルくんよりは、おじさんに近い年齢だと思うが、

この本の内容を踏まえて考えていく。

 

漫画 君たちはどう生きるか

漫画 君たちはどう生きるか

  • 作者:吉野源三郎
  • 発売日: 2017/08/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)