ホツレ日記 映画 古長屋 銭湯暮らし 2020-04-24T12:00:39+09:00 Uein Hatena::Blog hatenablog://blog/6653586347152975269 緊急事態宣言後の京都の街 hatenablog://entry/26006613555050396 2020-04-24T12:00:39+09:00 2020-04-24T12:00:39+09:00 緊急事態宣言の範囲が拡大してから、 京都でも営業自粛する店舗が増えてきた。 四条通を歩いても、ほとんどのお店が閉店している。 人の通りもまばらだ。 街の様子が随分と変わった。 外国人もほとんど見ない。 大きな店舗は閉めていても再開まで体力があるのだろうが、 個人経営のお店はそうもいかない。 小さな喫茶店は最近まで開いていたが、 今はテイクアウトのみとしている。 他の飲食店も、閉店時間は早い。 銭湯はありがたいことにまだ営業しているが、 サウナを取りやめたり、営業時間を短縮したりしている。 銭湯へのお客さんも、少し減っているように思う。 時間によっては大量にいた大学生を最近は見ていない。 飲食店… <p>緊急事態宣言の範囲が拡大してから、</p> <p>京都でも営業自粛する店舗が増えてきた。</p> <p><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%CD%BE%F2%C4%CC">四条通</a>を歩いても、ほとんどのお店が閉店している。</p> <p>人の通りもまばらだ。</p> <p> </p> <p>街の様子が随分と変わった。</p> <p>外国人もほとんど見ない。</p> <p> </p> <p>大きな店舗は閉めていても再開まで体力があるのだろうが、</p> <p>個人経営のお店はそうもいかない。</p> <p> </p> <p>小さな喫<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C3%E3%C5%B9">茶店</a>は最近まで開いていたが、</p> <p>今はテイクアウトのみとしている。</p> <p>他の飲食店も、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA%C4%C5%B9%BB%FE%B4%D6">閉店時間</a>は早い。</p> <p> </p> <p>銭湯はありがたいことにまだ営業しているが、</p> <p>サウナを取りやめたり、営業時間を短縮したりしている。</p> <p> </p> <p>銭湯へのお客さんも、少し減っているように思う。</p> <p>時間によっては大量にいた大学生を最近は見ていない。</p> <p> </p> <p>飲食店や銭湯に限らず、閉店していく店舗のニュースが</p> <p><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Twitter">Twitter</a>でもよく目に入るが、文化が消えていくようでとても悲しい。</p> <p>一度消えてしまったものが、再開されるのはほとんど見たことがない。</p> <p>何とか乗り越えて欲しいし、力になりたいと思う。</p> <p> </p> <p>単館映画館へは行きたいと思いつつ、行けずにいたので、</p> <p>せめてと思い、Tシャツを注文した。</p> <p>おさまったらこのTシャツを着て、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%DF%A4%CA%A4%DF%B2%F1%B4%DB">みなみ会館</a>や出町座へ行きたい。</p> <p> </p> <p><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">今、急遽Tシャツの製作をお願いしているDoInkさんが見本を持って打ち合わせに来てくださいました…!!<br><br>プリント、めっちゃいい感じです!<br><br>ちょっとスナップ写真風?に撮ってみましたが、如何でしょう。笑<br><br>こちらのTシャツ販売は、4/12(日)まで!<a href="https://t.co/u0FRfNO31Z">https://t.co/u0FRfNO31Z</a><a href="https://twitter.com/hashtag/SaveOurLocalCinemas?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SaveOurLocalCinemas</a> <a href="https://t.co/ACsLDzO6yr">pic.twitter.com/ACsLDzO6yr</a></p>&mdash; <a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B5%FE%C5%D4%A4%DF%A4%CA%A4%DF%B2%F1%B4%DB">京都みなみ会館</a> (@minamikaikan) <a href="https://twitter.com/minamikaikan/status/1248489768175820801?ref_src=twsrc%5Etfw">2020年4月10日</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </p> <p> </p> <p> </p> Uein 転職してから hatenablog://entry/26006613554938188 2020-04-23T18:05:48+09:00 2020-04-23T18:05:48+09:00 以前似非フリーランスになったことを書いたが、 あれから1年後には就職し、それからすでに3年程経った。 設計という仕事には10年程携わっているが、 今でも自分に向いているのだろうかと悩む時がある。 転職先である現職場は、以前の職場より多忙だ。 設計する建物は大きくなったが、その分仕事量は増している。 設計という仕事には、ゆっくり考えている時間というのはあまりない。 全くないわけではないが、悠長なことはできない。 その辺は、のんびりやの自分には合わないところではないかと考える。 スケジュールは基本的にいつも厳しい。 ではなぜ続けているのだろうか。 今の仕事に、自分が好きだと思う部分が少しでもあるか… <p>以前似非<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D5%A5%EA%A1%BC%A5%E9%A5%F3%A5%B9">フリーランス</a>になったことを書いたが、</p> <p>あれから1年後には就職し、それからすでに3年程経った。</p> <p> </p> <p>設計という仕事には10年程携わっているが、</p> <p>今でも自分に向いているのだろうかと悩む時がある。</p> <p> </p> <p>転職先である現職場は、以前の職場より多忙だ。</p> <p>設計する建物は大きくなったが、その分仕事量は増している。</p> <p>設計という仕事には、ゆっくり考えている時間というのはあまりない。</p> <p>全くないわけではないが、悠長なことはできない。</p> <p> </p> <p>その辺は、のんびりやの自分には合わないところではないかと考える。</p> <p>スケジュールは基本的にいつも厳しい。</p> <p> </p> <p>ではなぜ続けているのだろうか。</p> <p>今の仕事に、自分が好きだと思う部分が少しでもあるからではないか。</p> <p>自分の設計やデザインが反映できる部分は限られてくるし、</p> <p>思った通りにならないことは多い。</p> <p>それは法律であったり、予算によって限られてくる。</p> <p>正直なところ、精神的な面でも厳しいところが多いこの業界で、</p> <p>よく続けていると自分でも思う。</p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p>少し時間ができた今、自分のこと、これまでのこと、これからのことについて、</p> <p>考える時間をもらえたと思って過ごしていきたい。</p> <p> </p> <p>悩むことは必要であるし、余裕のある証拠でもある。</p> <p>コペルくんよりは、おじさんに近い年齢だと思うが、</p> <p>この本の内容を踏まえて考えていく。</p> <p> </p> <div class="freezed"> <div class="hatena-asin-detail"><a href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4838729472/hatena-blog-22/"><img class="hatena-asin-detail-image" title="漫画 君たちはどう生きるか" src="https://m.media-amazon.com/images/I/511qDEYpXjL._SL160_.jpg" alt="漫画 君たちはどう生きるか" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4838729472/hatena-blog-22/">漫画 君たちはどう生きるか</a></p> <ul> <li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B5%C8%CC%EE%B8%BB%BB%B0%CF%BA">吉野源三郎</a></li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2017/08/24</li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 単行本(ソフトカバー)</li> </ul> </div> <div class="hatena-asin-detail-foot"> </div> </div> </div> <p> </p> <p> </p> <p> </p> Uein 在宅勤務中 hatenablog://entry/26006613554343837 2020-04-22T14:40:40+09:00 2020-04-22T14:40:40+09:00 在宅勤務が開始してから約2週間がたとうとしている。 自宅での作業に、まだあまり集中することができないままでいる。 このままでは良くないので、せめてパソコンの前に座り、 何かに手を付けるべきであると考え、眠っていたこのブログに 久しぶりに日記をつけることを思い立った。 正確には先週の時点で書くこと自体は思い至っていたが、 重い腰が上がらなかった。 やる気というのは、初めからあるものではなく、 やり始めてから出てくるものだ。 というのは頭ではわかっているが、スタートがなかなか切れない。 車や家電、その他エネルギーを消費して稼働するものは、 起動するときに一番エネルギーを消費する。 エアコンも断熱性… <p>在宅勤務が開始してから約2週間がたとうとしている。</p> <p>自宅での作業に、まだあまり集中することができないままでいる。</p> <p>このままでは良くないので、せめてパソコンの前に座り、</p> <p>何かに手を付けるべきであると考え、眠っていたこのブログに</p> <p>久しぶりに日記をつけることを思い立った。</p> <p>正確には先週の時点で書くこと自体は思い至っていたが、</p> <p>重い腰が上がらなかった。</p> <p> </p> <p>やる気というのは、初めからあるものではなく、</p> <p>やり始めてから出てくるものだ。</p> <p>というのは頭ではわかっているが、スタートがなかなか切れない。</p> <p> </p> <p>車や家電、その他エネルギーを消費して稼働するものは、</p> <p>起動するときに一番エネルギーを消費する。</p> <p>エアコンも断熱性能が高い部屋であれば、こまめに入り切りするより</p> <p>つけっぱなしのほうがエネルギー効率が良い。</p> <p> </p> <p>これは人にも当てはまるとよく思う。</p> <p>活動するとき、動き始めに一番エネルギーを消費する。</p> <p>一度止まると、再スタートには動いていた時以上のエネルギーが</p> <p>必要になるため、肉体的にもそうだが、精神的にも負荷がかかってしまう。</p> <p> </p> <p>在宅勤務に切り替わった今、いったん止まってしまったところから</p> <p>もう一度動き始めるためのかすかなエネルギー源に</p> <p>これがなればよいのだが。</p> Uein ヘブンズストーリー hatenablog://entry/10328749687240064672 2017-04-26T20:50:53+09:00 2017-04-26T21:24:48+09:00 みなみ会館でオールナイト「バンコクナイツ」公開記念ナイト行ってきました。 <p>観てきました。<strong><em>「ヘヴンズス<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C8%A1%BC">トー</a>リー」</em></strong>最後まで見るのは大変でした。上映時間が278分です。お昼に見始めたら日が暮れ始めるくらいの長さです。しかし、私が観たのはオールナイトなので、映画館に行ったときも途中休憩で外に出た時も、ヘヴンズス<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C8%A1%BC">トー</a>リーが終わって外の空気を吸うために外に出た時もずっと暗いままでした。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%DF%A4%CA%A4%DF%B2%F1%B4%DB">みなみ会館</a>でのオールナイトは今回が2回目です。1回目は、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%E2%B6%B6%A5%E8%A5%B7%A5%AD">高橋ヨシキ</a>さんと<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C3%E6%B8%B6%BE%BB%CC%E9">中原昌也</a>さんの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C8%A1%BC%A5%AF%A5%B7%A5%E7%A1%BC">トークショー</a>やグリーン<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A4%A5%F3%A5%D5%A5%A7%A5%EB%A5%CE">インフェルノ</a>を上映しているときです。そのときは、座席が満員で空席がなかったのを思い出します。今回は友人と行ったのですが、割と座席に余裕があってゆったりとみることができました。</p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:Uein:20170426204102j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/U/Uein/20170426/20170426204102.jpg" alt="f:id:Uein:20170426204102j:plain" width="300" /></p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p>まだ自分の中でこの映画について消化し切れていないところがある気がしてなりません。登場人物が多いですが、簡単に書いておこうと思います。話の流れも。DVD化されていないので、1度観たというだけではそのうち忘れてしまうかもしれないので、私が思い出すためのキッカケとしても。</p> <p> </p> <p> </p> <p><strong>登場人物</strong></p> <p>・<strong>トモキ</strong>(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%B9%C3%AB%C0%EE%C4%AB%C0%B2">長谷川朝晴</a>)</p> <p>妻と娘を殺された男。記者会見では、犯人を自らの手で殺すと発言。犯人は刑務所へ。</p> <p> </p> <p>・<strong>サト</strong>(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%D5%E5%B2%AC%CB%A8%B4%F5">寉岡萌希</a>)</p> <p>両親と姉を殺された少女。犯人は自殺してしまう。叔父に引き取られる途中、TVでトモキの記者会見を見てファンになる。</p> <p> </p> <p>・<strong><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AB%A5%A4%A5%B8">カイジ</a>マ</strong>(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C2%BC%BE%E5%BD%DF">村上淳</a>)</p> <p>警察官。過去に銃を奪いに来た強盗ともみあいになった際、弾が発射されてしまい強盗を殺害してしまう。強盗の奥さんにはお金を振り込んでいる。ウラで復讐屋をしており、依頼があれば人を殺している。</p> <p> </p> <p>・<strong>ミツオ</strong>(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C7%A6%C0%AE%BD%A4%B8%E3">忍成修吾</a>)</p> <p>未成年で、家を飛び出して方々を転々としていたとき、トモキの妻と娘を殺害する。</p> <p> </p> <p>・<strong>タエ</strong>(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BA%DA%CD%D5%BA%DA">菜葉菜</a>)</p> <p>幼い頃、酔っ払いに頭を蹴られ片耳が聞こえなくなるという過去を持つ。アパートの玄関の鍵の修理を呼んだ際にトモキと出会う。その後結婚し、子供も生まれる。</p> <p> </p> <p>・<strong>キョウコ</strong>(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B3%BA%EA%A5%CF%A5%B3">山崎ハコ</a>)</p> <p>人形作家で若年性<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%EB%A5%C4%A5%CF%A5%A4%A5%DE%A1%BC">アルツハイマー</a>を患っている。TVでミツオのことを知り、手紙のやり取りを繰り返したのち、ミツオ出所後は一緒に暮らし始める。</p> <p> </p> <p>・<strong>カナ</strong>(<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%BE%B8%FD%A4%CE%A4%EA%A4%B3">江口のりこ</a>)</p> <p><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AB%A5%A4%A5%B8">カイジ</a>マに殺された強盗の家族の娘。母は入院しており、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AB%A5%A4%A5%B8">カイジ</a>マから払われるお金をあてにして生活している。</p> <p> </p> <p>     </p> <p>まだまだ登場人物は多いですが、おおむね主要なのは上記の人たちです。書いているだけで少し気分が落ち込むくらい、明るい説明ができない人たちです。幸せな描写がないわけではないです。トモキはタエと家庭を持って新しい人生を歩む姿や、ミツオとキョウコがともに生活するシーンは幸せであったと思います。けれど終わりがやってきます。トモキはサトに、犯人であるミツオが出所したことを知らされ動揺します。今ある家庭を犠牲にしてまで復讐する必要があるのか。サトは復讐することを煽ります。キョウコは<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A5%EB%A5%C4%A5%CF%A5%A4%A5%DE%A1%BC">アルツハイマー</a>の症状がひどくなり、”トイレはここ”、”出るときは手を洗う”などといったメモがそこら中に貼られた部屋で生活するようになります。ミツオのことも誰かわからなくなってしまうときも。</p> <p> </p> <p>ちょっと書いててつらくなってきました。映画見てる時もそうだったと思います。幸せそうな気が安らぐシーンがあっても、また壊されるんじゃないかという不安がいつもありました。全部的中しました。</p> <p> </p> <p>それと気になったのは、この映画のところどころで面を被って装束を着ている人たちが舞っているシーンがありました。どういうことを表しているのかは正直わかりません。最後のシーンではサトがその人たちに会いに行きます。仮面を取って顔をみると、それはサトの両親と姉でした。しばらくした後、両親と姉は歩き出しますが、サトはそれと逆方向に進んでいきます。きっとまだ家族と一緒にならず、生き続けることをサトは選んだのではないかと思います。叔父に引き取られるときも幼いサトは言っていました。生きて続けて姉の年も、親の年も追い越すと。</p> <p> </p> <p> </p> <p>いろんな思いを抱きましたが、478分完走できて満足です。正直少しは寝てしまうんじゃないかと思っていましたが、各章に分かれていて集中力が切れませんでした。DVD化されていないとかの問題もありますが、その他の点でも映画館でしか観れない映画なのではと思います。この後は「サウダーヂ」が控えていました。オールナイトの夜は長い。</p> <p> </p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:Uein:20170426204202j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/U/Uein/20170426/20170426204202.jpg" alt="f:id:Uein:20170426204202j:plain" /></p> <p>観終わった後のメモ</p> Uein 子供の頃を見つめると hatenablog://entry/10328749687193503550 2016-11-08T22:12:41+09:00 2016-11-08T22:12:41+09:00 20代の私の時間はもう残りわずか。あんまり焦りとかそういうのはなく、ようやくかといった感じです。去年より映画を見ようと考えていたのですが、生活環境が変わったせいもあり、シンゴジラ以降映画館で映画を見れていません。「君の名は。」まだ上映されていますが、まだ見ていません。天邪鬼な性格だからか、あまり周りが盛り上がっていると逆に見る気が失せてしまいます。(シンゴジラは例外)インタビューをyoutubeで聞いているあたり、「君の名は。」に興味有なのは見え見えですが。 <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:Uein:20161108220731j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/U/Uein/20161108/20161108220731.jpg" alt="f:id:Uein:20161108220731j:plain" /></p> <p>20代の私の時間はもう残りわずか。あんまり焦りとかそういうのはなく、ようやくかといった感じです。去年より映画を見ようと考えていたのですが、生活環境が変わったせいもあり、シン<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B4%A5%B8%A5%E9">ゴジラ</a>以降映画館で映画を見れていません。「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B7%AF%A4%CE%CC%BE%A4%CF%A1%A3">君の名は。</a>」まだ上映されていますが、まだ見ていません。天邪鬼な性格だからか、あまり周りが盛り上がっていると逆に見る気が失せてしまいます。(シン<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B4%A5%B8%A5%E9">ゴジラ</a>は例外)インタビューを<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/youtube">youtube</a>で聞いているあたり、「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B7%AF%A4%CE%CC%BE%A4%CF%A1%A3">君の名は。</a>」に興味有なのは見え見えですが。</p> <p> </p> <p> </p> <p><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%B7%B3%A4%C0%BF">新海誠</a>監督のインタビューで言っていた言葉の中で印象に残ったのは、「かつての自分が大事な参照点なんだと思う」という言葉。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%B7%B3%A4%C0%BF">新海誠</a>監督は高校生の思い出を語っていました。別に私はコンテンツをつくるクリエイターというわけではないのですが、なんとなく引っかかるところがあり、もう少しさかのぼって小学生の時のことを思い出してみようと思いました。なぜ小学生なのかといえば、中学生や高校生の時よりもずっと純粋だったと思うからです。小学生より前となると記憶があまりにも残っていません。唯一はっきりと覚えているのは、幼稚園に初めていく日、玄関先ではしゃいで転んでおでこを打って、初日から休むことになったことくらいでしょうか。</p> <p> </p> <p>それで思い出したんですけど、小学校1年生の時は登校中に川に落ちました。足がつく程度の浅くて幅も狭い川ですが、学生服が濡れてしまって私だけ一足早く衣替えして夏服でした。</p> <p> </p> <p>そんなことはどうでもいいんです。小学生の頃が純粋だったというのは、主に思考回路のことで、単純なことに疑問をもって、妙な空想や何かを抱いたりするという意味で純粋だったということです。恐竜が好きだった私は図鑑を飽きずに眺めて名前や時代を暗記していったり、負けず嫌いだったので恐竜に関する質問に答えられなかった時は必死で情報を探したりしました。世界五分前仮説みたいなことも本気で考えたこともあります。実は世界は今日の朝から始まっていて、昨日までの記憶は作られたものなんじゃないか。もっと昔、恐竜がいたっていうのは結局古い地層に化石を埋めただけなんじゃないか。そんな変な空想をする子供でした。いやいや、考えることが好きだったんですよ。</p> <p> </p> <p>変な子供だったなと書いていて改めて思ってきました。でも、最近そんなことあんまり考えていなくて、またやってみたいなと思ったんです。それは、自分自身はいつまで連続してつながっているのかということ。いや、生まれてから今までずっと自分は自分であることはわかっているんです。だけど、数年前に引越しのため荷物をまとめているときに、4,5年前の日記を見つけたんです。中を読んで見ると書いた記憶が全然ないんですよね。忘れるんだから当たり前なんですが、自分自身の記憶から全く抜けてしまったけれど、自分自身が記録したものがあるというのがとても不思議に感じたんです。もはや他人が書いた日記と区別がつきませんから。それだったら現在の自分と、5年ほど前の自分は最早他人なのではないかと。身体的には同一ですけど、頭の中がガラッと変わってしまっていて。それって面白いなと思ったんですが、怖いなとも感じたんです。私がずっと連続していないような、地に足がつかないようなフワフワした感じというか。</p> <p> </p> <p>そんなこと考えてると今の私の境遇の見方も変わってきて、29歳から30歳にただただ年をとるのではなくて、20代の私はもうじき滅んでしまうんだなとか、そんな考え方もできるなと。20代絶滅。隕石がもうすぐ落ちてくるんですよね。</p> <p> </p> <p>昔の日記がまるで他人の書いた日記。人の細胞は約6年周期ですべて入れ替わってしまうそうなので、もしかしたらそれくらい前と今の私では、本当に違う人なのかもしれませんね。これってホラーですかね。細胞の入れ替わりは<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C6%A5%BB%A5%A6%A5%B9">テセウス</a>の船と近いものがありますが、それってちょっと<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%B6%B3%CC%B5%A1%C6%B0%C2%E2">攻殻機動隊</a>の話にも近づいている?体を入れ替えても同一人物なのかどうか。意識さえ同一なら同一人物?</p> <p> </p> <p>30になるのだからもっと思慮深くいきたいものです。</p> <p> </p> <p> </p> Uein サラリーマンからフリーランス(仮)へ hatenablog://entry/10328749687192751795 2016-11-03T10:13:12+09:00 2016-11-03T10:13:12+09:00 タイトル通り、11月よりサラリーマンからフリーランス(仮)になりました。かっこ付きなのは依然、前の職場とのつながりがあり仕事をいただいたりするので、完全なフリーというよりは、まだ在宅勤務になった程度だからです。仕事内容も特にあまり変わりがありません。しかし、サラリーマンの時より考えることができる時間があるのはとてもありがたいことです。ここでいう考えるというのは仕事の内容についてということではなく、あくまで趣味的な思考というところでしょうっか。考えて思いを巡らせて、こうして文章に書く時間が以前はあまりありませんでした。いや、全くなかったわけではないのですが仕事の忙しさとかに理由を付けてサボってい… <p>タイトル通り、11月よりサラリーマンから<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D5%A5%EA%A1%BC%A5%E9%A5%F3%A5%B9">フリーランス</a>(仮)になりました。かっこ付きなのは依然、前の職場とのつながりがあり仕事をいただいたりするので、完全なフリーというよりは、まだ在宅勤務になった程度だからです。仕事内容も特にあまり変わりがありません。しかし、サラリーマンの時より考えることができる時間があるのはとてもありがたいことです。ここでいう考えるというのは仕事の内容についてということではなく、あくまで趣味的な思考というところでしょうっか。考えて思いを巡らせて、こうして文章に書く時間が以前はあまりありませんでした。いや、全くなかったわけではないのですが仕事の忙しさとかに理由を付けてサボっていただけのようにも思います。</p> <p> </p> <p>今にして思えば、サラリーマンから<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D5%A5%EA%A1%BC%A5%E9%A5%F3%A5%B9">フリーランス</a>(仮)への転向はなるべくしてなったのかな、とも思います。同じ大学に通った友人たちは、それこそ早くに独立したり、デザイン事務所に勤めたり、神社に就職した友達もいます。みんな<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E6%A5%CB%A1%BC">ユニー</a>クです。学校が美術系だったというのがどれだけ影響するのかわかりませんが、私もどこかの企業ではなく、個人経営の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%DF%B7%D7%BB%F6%CC%B3%BD%EA">設計事務所</a>という小さな職場に転がり込みました。建築を学んできたわけではないので、初めは勉強でいろいろなことをこなしてきました。しかし、徐々に仕事に疑問を持つようになります。なんだか上司の手足になって働いているだけだなーと。何も考えずにマウスを持ち、キーボードを叩いてモニタを眺めて作業をする。みんなはそんなことは百も承知で働いているんですかね。私が大人げないだけなのかもしれませんし、お金のためだと割り切って働けていけたらこんな変な疑問を持つこともなかったかもしれません。社会人向いてないのかなと考えたこともあります。職場が単純に合わなかったのかそれとも・・・と続けると単なる愚痴がコボれるだけなのでここで止めておきます。いや、もしかしたら仕事したくなかっただけかも</p> <p> </p> <p> </p> <p>職場だけに限らず、生活環境や付き合う友人たちの影響はやはり大きいもので、何とかなるかなーと楽観的に考えたりもしてしまいます。日本での仕事を辞めて海外へ行こうと考えている人も少なくありません。もっといろいろなことに挑戦する方が、守りに入るよりいいよなと思うようにもなりました。</p> <p> </p> <p>何ともまとまりのない文章になってしまったけれども、とりあえず新しい一歩を踏み出しましたということです。</p> <p>まだ慣れないせいもあってか、1000文字程度角だけでも結構大変だ・・・。</p> Uein 京都三大奇祭のひとつ hatenablog://entry/10328749687191340026 2016-10-27T01:35:01+09:00 2016-10-27T01:37:48+09:00 京都の三大奇祭って知っていますか?京都の三大祭、特に祇園祭は有名で、私が京都に初めてきたときに教えてもらったのも祇園祭でした。それとは別に、三大奇祭があり、その1つである鞍馬の火祭に行ってきました。私は火祭にはお客さんとしてではなく、友人に誘われてボランティアとして参加しました。初鞍馬、初火祭りです。ちなみに、この火祭りの日は三大祭の1つである時代祭も行われています。 <p>京都の三大奇祭って知っていますか?京都の三大祭、特に<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B5%C0%B1%E0%BA%D7">祇園祭</a>は有名で、私が京都に初めてきたときに教えてもらったのも<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B5%C0%B1%E0%BA%D7">祇園祭</a>でした。それとは別に、三大奇祭があり、その1つである<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B0%C8%C7%CF%A4%CE%B2%D0%BA%D7">鞍馬の火祭</a>に行ってきました。私は火祭にはお客さんとしてではなく、友人に誘われてボランティアとして参加しました。初鞍馬、初火祭りです。ちなみに、この火祭りの日は三大祭の1つである<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%FE%C2%E5%BA%D7">時代祭</a>も行われています。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:Uein:20161027012839j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/U/Uein/20161027/20161027012839.jpg" alt="f:id:Uein:20161027012839j:plain" /></p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p>火祭りは18時頃から始まるのですが、最寄り駅は16時の時点で大行列。今から並んだらいつ電車に乗れるのか、という長さです。今年は土曜日ということもあり、特に人が多かったそうです。私はフリーパスを頂いたので行列は回避できましたが、電車の車両も少なめなので駅から鞍馬までの30分間満員電車に揺られるのは皆同じです。人でいっぱいの車内は結構きつかったのですが、車内の雰囲気が終始和やかだったのが救いでした。それでもやっぱり30分身動き取れないのはキツイ。電車が揺れて外国人の女性に押されるような形になったとき、片手で手刀を切って謝られたのですが、なんだろう、日本っぽい!って思っちゃいました。</p> <p> </p> <p>30分耐え抜いて鞍馬に着いたら、ボランティアの皆さんでお弁当食べました。この時はちょっと早い夕食だなー程度に考えていたのですが、後から考えるとこのタイミングでしかご飯食べれませんでした。他のお祭りだったらお店が立ち並んだりするのですが、この火祭りではお店が見当たらないので、お客さんで来るときも早めの夕食が良さそうです。</p> <p> <img class="hatena-fotolife" title="f:id:Uein:20161027012957j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/U/Uein/20161027/20161027012957.jpg" alt="f:id:Uein:20161027012957j:plain" /></p> <p>夜の炎はやっぱり映えますね。お祭りはとても幻想的です。大きなタイマツを3人で背負って通りを歩く様子は、町並みと相まって見入ってしまいます。大人が持つタイマツはとても大きく、3mくらいはあったんじゃないかな、とても迫力があります。子供達が持つタイマツはそれよりは小さく、子どもたち2~3人で持って歩いていきます。中には熱い熱いと泣いているこどももいました。</p> <p> </p> <p>ボランティアの仕事は主にお客さんの誘導だったのですが、このお祭り、お客さんは基本的に立ち止まって見ることができないんです。立ち止まってカメラを構えてる人もたくさんいるのですが、ボランティアや警察官の方に前に進むように促されます。歩いていく道中ずっとお祭りを見れるわけでは無いのも、見に来た人にはツラいところです。誘導中は写真は撮れないので、休憩時間にパシャリと。20時頃には鉾が動き出しました。</p> <p> <img class="hatena-fotolife" title="f:id:Uein:20161027013213j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/U/Uein/20161027/20161027013213.jpg" alt="f:id:Uein:20161027013213j:plain" /></p> <p>火祭りは日付が変わる頃まであるようですが、ボランティアが終わる21時過ぎに引き上げました。お祭りのメインは21時頃で、1箇所にお客さんが集中して身動きが取れなくなってしまいます。2回目です。近くのホテルに宿泊している人が火祭りに来ていたようですが、人の波に流されてなかなか戻れず、お客さんが戻ってこないことに困っているホテルマンもいました。</p> <p> </p> <p>見に来るときは人の密度や帰宅時間についてそれなりの覚悟が必要かもしれません。が、三大祭とはまた違った迫力のあるお祭り、楽しかったです。</p> Uein 得た分何かを失うのではなく、失っても何かを得る 春 hatenablog://entry/10328537792367491164 2016-03-18T12:18:27+09:00 2016-03-18T12:18:27+09:00 すでに季節は春の雰囲気が漂い始めましたが、我が家では外と同様夜は冷えます。昨年の冬に石油ストーブを購入してからまだマシにはなりましたが、まだまだストーブが活躍する時期は長そうです。寒さで起きるようなことってないと思っていたのですが、今日は4時半に目が冷めました。断熱が全然ない部屋でも、ストーブは空気を十分に暖めてくれます。部屋が暖かくなると外へ出るのが億劫になってしまい、しばらく手が休んでしまっていたのですが、ようやく今年の自宅補修活動が開始できそうです。 まず手始めに、床下の通気をある程度止めようと考えています。床下は風が通れるようになっているので、畳が敷いてあったときからすでに足元の寒さを… <p>すでに季節は春の雰囲気が漂い始めましたが、我が家では外と同様夜は冷えます。<br />昨年の冬に石油ストーブを購入してからまだマシにはなりましたが、まだまだストーブが活躍する時期は長そうです。寒さで起きるようなことってないと思っていたのですが、今日は4時半に目が冷めました。断熱が全然ない部屋でも、ストーブは空気を十分に暖めてくれます。部屋が暖かくなると外へ出るのが億劫になってしまい、しばらく手が休んでしまっていたのですが、ようやく今年の自宅補修活動が開始できそうです。</p> <p> </p> <p>まず手始めに、床下の通気をある程度止めようと考えています。床下は風が通れるようになっているので、畳が敷いてあったときからすでに足元の寒さを感じていました。床下を部屋ごとに区切るのに、どうしたら良いかと前々から考えながら早半年といったところでしょうか。もっと深く考えて案を出していけば、意外と早く進められたのではと今となっては思うのですが、生活しながらの補修作業というのは、なかなか進まないもので。普段の生活の中でも家事等やることがたくさんあり、しかしそれ以上にやりたいことを優先してしまう私としては、半ば工事中の自宅に順応してしまう方が簡単だったようです。</p> <p> </p> <p>そんな中で、手を動かし始めようと思ったのは何故でしょう。正直なところ自分でもわからないのですが、やりたいことを一通りやったからか、補修についていい考えが浮かんだからか、寒さがある程度峠を超えたので活力が出てきたのか、日本人的に3月が終わり、4月が始まりということで気分が高揚してきたのか。真相は自分ですら定かではありません。</p> <p> </p> <p>そういえば、日本人は口下手だったりして想いや何かを伝えるときに行事やイベントを利用するというようなことを何処かで聞いたことがあります。</p> <p> </p> <p>それとはちょっと違うのですが、新しく物事を始めたり気持ちを入れ替えるときには、ある程度の環境の変化は必要かも知れません。桜の季節に物事が終わりと始まりを迎えるのは子供の頃から幾度と無く経験してきているので、無意識にそう感じているのかもしれません。</p> <p> </p> <p>入学と卒業のように何かが始まるということの裏には、何かが終わるということも同時に起こっています。別れとかそういったものも、この時期には多く、よく通っていた喫茶店が月末に閉店予定だったり、ご近所の方が引っ越してしまったり、仕事関係でも別の部署へ移動してしまう方も幾人かいたりします。それらはツラいことではあるのですが、何か新しいこともはじまるよね?と自身に言い聞かせ、ポジティブに捉えるようにしています。</p> <p> </p> <p>そう考えられるようになったのはここ最近観た映画の影響が強いのかもしれません。<br />「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%CD%C5%E7%A1%A2%C9%F4%B3%E8%A4%E4%A4%E1%A4%EB%A4%C3%A4%C6%A4%E8">桐島、部活やめるってよ</a>」や「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DC%A1%BC%A5%A4%A5%BA%A1%A6%A5%AA%A5%F3%A1%A6%A5%B6%A1%A6%A5%E9%A5%F3">ボーイズ・オン・ザ・ラン</a>」、好きな映画の1つ「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%AA%A4%AA%A4%AB%A4%DF%A4%B3%A4%C9%A4%E2%A4%CE%B1%AB%A4%C8%C0%E3">おおかみこどもの雨と雪</a>」統一性はナイのですが、映画の中の彼ら彼女らが映画が終わった後、何を思いどのように生きていくのか、私はいつも思いを馳せるのです。「おおかみこども~」に至っては、自宅を修繕するシーンもあり、余計に親近感がわきます。<br />「桐島~」はちょっと違いますが、映画の最後に皆様々な別れをして映画が終わります。「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%E2%A4%CE%A4%CE%A4%B1%C9%B1">もののけ姫</a>」もそうですね。違うかな・・・</p> <p> </p> <p>元来作品には影響されやすかった私は、映画のセリフを事あるごとに口にしたりしていました。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B7%A5%E3%A1%BC%A5%ED%A5%C3%A5%AF%A1%A6%A5%DB%A1%BC%A5%E0%A5%BA">シャーロック・ホームズ</a>は特に顕著でした。映画もドラマも。「sorry,what?」はよく口にします。</p> <p> </p> <p>映画のメッセージや思考までを実生活に取り入れるキッカケになったのは、いろいろな映画評論家の方の評論を読んだり聞いたりしてからです。それらの評論家の方達を知る事ができたのは近くの喫茶店に通い始めてからです。</p> <p> </p> <p>そこでは映画についていろいろなことを話しました。映画の観方やどんな面白い映画が上映されているか、アレは観た?コレは観てない、この監督は他にもこんな作品を撮っている、この映画についてこの評論家はこう語っている、僕は、私はこう思う。</p> <p> </p> <p>映画を観始めるようになって、映画でこんなに話ができ、とても楽しい時間を過ごせたのですが、今月末でそのお店も閉店してしまうこととなり、私はとても悲しいのです。</p> <p> </p> <p>それでも、そこで知った映画の楽しみ方は忘れません。これからも映画を観続けるのが、いつかあった場所を忘れないための私に必要な行為のように思います。</p> Uein ブラックス・キャンダルを観て hatenablog://entry/6653586347156967434 2016-02-12T18:56:37+09:00 2016-02-12T18:56:37+09:00 そして誰もいなくなった。 スコット・クーパー監督のブラックスキャンダルを先週観てきました。出演者にジョニー・デップやカンバーバッチ等の名前があるので、それで観に行った人もいるのではないかと思います。実際私が行った映画館では、若い人やカップルも結構いました。とはいっても、上映から1週間程は経っていたので、前評判くらいは出回っていたでしょう。観客は20人程度でガラガラでした。重々しい雰囲気の映画で、エンドクレジットが流れ終わった後に席を出ようと振り返ると、私一人しかいなかった時の気持ちは何ともいえません。 原題は「Black mass」で、黒ミサや黒い集まり、かたまりという意味になります。悪魔崇拝… <p><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%BD%A4%B7%A4%C6%C3%AF%A4%E2%A4%A4%A4%CA%A4%AF%A4%CA%A4%C3%A4%BF">そして誰もいなくなった</a>。</p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:Uein:20160212185531j:plain" src="http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/U/Uein/20160212/20160212185531.jpg" alt="f:id:Uein:20160212185531j:plain" /></p> <p> </p> <p>スコット・クーパー監督のブラックスキャンダルを先週観てきました。出演者に<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B8%A5%E7%A5%CB%A1%BC%A1%A6%A5%C7%A5%C3%A5%D7">ジョニー・デップ</a>やカンバーバッチ等の名前があるので、それで観に行った人もいるのではないかと思います。実際私が行った映画館では、若い人やカップルも結構いました。とはいっても、上映から1週間程は経っていたので、前評判くらいは出回っていたでしょう。観客は20人程度でガラガラでした。重々しい雰囲気の映画で、エンドクレジットが流れ終わった後に席を出ようと振り返ると、私一人しかいなかった時の気持ちは何ともいえません。</p> <p><br />原題は「Black mass」で、黒ミサや黒い集まり、かたまりという意味になります。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B0%AD%CB%E2%BF%F2%C7%D2">悪魔崇拝</a>の黒ミサで、悪魔的な存在といえば<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B8%A5%E7%A5%CB%A1%BC%A1%A6%A5%C7%A5%C3%A5%D7">ジョニー・デップ</a>演じるジミーでしょう。彼を崇拝しているのは、ジョエル・エドガードン演じるFBIのジョンです。イタリアンマフィアの情報をジミーからもらう代わりに、FBIはジミーを逮捕しません。ジミーも殺しはしないと約束するのですが・・・。ジミーの弟、カンバーバッチ演じる上院議員のビリーは、兄弟という以外はジミーとジョンとの関わりは殆どありませんでした。</p> <p><br />何故ここでちょっとガッカリするというか、思っていたのと違うと感じるのかといえば、日本のポスターを見た時の印象と映画の内容に乖離があるせいだと思います。登場人物がわかりやすくて良いのですが。</p> <p>ジミー、ジョン、ビリーの3人が大きく出ていてブラックス・キャンダルと書かれていたら、3人の黒い関係が・・・と想像してしまうのですが、実際映画の内容はそうでは無いのです。兄ジミーの犯罪を黙認している時点で同義ということかもしれませんが、ちょっと腑に落ちません。</p> <p> </p> <p> </p> <p>この映画、1回しか見ていないので、ちょっと記憶は曖昧ですが1つ気になったことがあります。それは電話の音です。</p> <p>ジョンのいるFBIの中では電話のベル音が鳴り響いていました。誰か取らないのかっていうくらいに。俗にいう黒電話のあのキンキンする鋭い音がFBIのどのシーンでも鳴っていた印象です。1970-80年代初めのことなので、時代的なものかなと思っていました。</p> <p> </p> <p>主人公のジミーはとても怖い人で、人を全然信用しません。自分を裏切った者には容赦なく制裁を加え、仲間であっても躊躇はありません。些細な秘密をバラしたことで、ジミーの犯罪行為もバラすのではないかと言い詰められ、落ち着いて食事も取れないシーンもありました。冗談だとジミーは笑うのですが、詰められた方は笑えません。顔にも悲壮感が漂っていました。</p> <p> </p> <p><br />そんなジミーが、社会から身を隠そうとする前に弟ビリーに電話をかけるシーンがあります。そこで鳴る電話の音は、FBIで鳴っていた鋭いベル音ではなく、ちょっとこもったような耳に優しい電子音でした。ジミーは電話で弟に優しい言葉をかけます。体には気を付けろと。兄として、人として当たり前かもしれませんが、弟を初め、肉親にはとても優しいのです。</p> <p> </p> <p> </p> <p>とはいっても主人公ジミーは犯罪者なので、一般市民側から観たハッピーエンドはジミーが捕まることであって、ジミー的に観ればバッドエンド的な終わり方を迎えます。観終わった後に胸に残るのは、黒いモヤモヤとしたかたまりでした。これが<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B0%AD%CB%E2%BF%F2%C7%D2">悪魔崇拝</a>の儀式を観た人の中に宿るものなのかもしれません。</p> Uein 築100年 風呂ナシ長屋に住んで hatenablog://entry/6653586347152998841 2016-01-14T19:55:23+09:00 2016-01-14T19:57:11+09:00 京都に住むと聞くと、府外の人にはどのように聞こえるだろう。10年前の私には、とても魅力的に聞こえました。京都に住むとどんな生活が待っているのだろう。とてもワクワクした覚えがあります。でも、どんなに憧れた場所に引っ越しても、長く住んでいると新鮮さがなくなってしまいます。お寺などの観光名所が近くに幾つもあることも特に気にしなくなります。いつでも行ける、というところは、結局行かないのです。京都に住んでいながら、観光地には殆ど行っていません。もったいない。あのワクワクはどこへ行ったのか。良くも悪くも慣れる生き物なのだからそれはしかたないと思います。住む場所を変えることで、自分自身も変われるかといえばき… <p>京都に住むと聞くと、府外の人にはどのように聞こえるだろう。10年前の私には、とても魅力的に聞こえました。京都に住むとどんな生活が待っているのだろう。とてもワクワクした覚えがあります。でも、どんなに憧れた場所に引っ越しても、長く住んでいると新鮮さがなくなってしまいます。お寺などの観光名所が近くに幾つもあることも特に気にしなくなります。いつでも行ける、というところは、結局行かないのです。京都に住んでいながら、観光地には殆ど行っていません。もったいない。あのワクワクはどこへ行ったのか。良くも悪くも慣れる生き物なのだからそれはしかたないと思います。住む場所を変えることで、自分自身も変われるかといえばきっとそれは言い過ぎで、キッカケを得る以上の効果は無いのではないか。最近そう思うことが多い。まぁ考えてみるまでもなく、人生の結果っていうのは自分次第なのだから当たり前な話ではありますが、そうやって何かキッカケを貰って考える機会がないと、当たり前なことを忘れてしまうのが私なのです。</p> <p> </p> <p>私は京都に越してきてから、住む場所が4回変わりました。長屋だったりマンションだったり。2014年の始めまではごくごく一般的な、みんなと同じような普通の間取りの部屋で生活していたのですが、ひょんなことからお風呂のない部屋で生活することになりました。普通住む場所っていうのは年を経るごとに環境を良くしていくものだと思うのですが、私は何を血迷ったのか、住む場所は引越を繰り返すたびにだんだんとおかしな方向に向かっていきました。10年足らずの賃貸生活で、そんな部屋に住むのも飽きてしまった私は、2014年の夏に中古の家を買うことにしました。そして、購入したのがタイトル通りの築100年、風呂無しの長屋です。</p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:Uein:20160114194414j:plain" src="http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/U/Uein/20160114/20160114194414.jpg" alt="f:id:Uein:20160114194414j:plain" /></p> <p>京都の築100年の家と聞いて、歴史ある町家を想像されるかも知れませんが、そんな立派な建物とは程遠いものです。アレです。子どもの時につくるような秘密基地をちょっと立派にしたような程度のものです。トトロや<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%AA%A4%AA%A4%AB%A4%DF%A4%B3%A4%C9%A4%E2%A4%CE%B1%AB%A4%C8%C0%E3">おおかみこどもの雨と雪</a>に出てくるようなものでもなく、道路から路地を通って・・・。ここで言う路地も想像されているような石畳とかそんな立派なものではありません。知人に説明するときもこれで誤解されないようかなりの数のエクスキューズをつけます。そんな家を買ってどうするの?と、年上の方からはよく言われます。同世代の人からは、楽しそうとか補修するのを手伝いたいという声をよく聞きます。その辺については、旧ブログに補修活動の始まりから記載があるのでここではカットし、書くのが遅くなりましたが今後もブログはこの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%D6%A5%ED%A5%B0">はてなブログ</a>に移動します。</p> <p> </p> <p>1年間そのボロボロの秘密基地に住んで、お風呂もない暮らしはどうなのか。結論から言うと、そんなに不便ではありません。これも慣れかもしれません。京都は銭湯がたくさんあるので、お風呂がなくても何とかなります。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B0%C3%CC%EE">庵野</a>監督のようにあまりお風呂に入らないような生活はさすがにできませんが、お風呂がなくても毎日お風呂にはいることが可能なのです。寒い冬はちょっと遠出をするのが億劫ですが。ないのはお風呂だけでなく、キッチンもあると言うには憚られる程度にしかありません。なので、外食が増えてしまいました。出費はかさむけれども、そのおかげで知り合いも増え、私の趣味もふえました。旧ブログで映画に関する記事が増えたのは、その影響でもあります。今後もきっとそういうカタチでブログを続けていけたらと思います。</p> <p> </p> <p>ブログの場所を変えることにしたので、ざっくりと1年間を振り返ってみました。それにしてはちょっと端折り過ぎというか、私自身自覚している悪いクセなのですが、自分でわかっていることって脳内にビジョンが浮かんで、それはもうみんな共有済みだと勝手に解釈しちゃって説明が飛びます。話すのが苦手なことも相まって、それはそれはひどいことに。文章では出来る限りわかりやすく説明をと思っていますが、果たして全て通じているのかどうか。ちなみに映画は説明し過ぎないものが好みです。</p> <p> </p> Uein